リーガルオペレーションズ研究所 第7回定例会開催のお知らせ

10月9日、リーガルオペレーションズ研究所の第7回定例会が開催されました。今回はCore8のうち、「戦略」「予算」「マネジメント」「人材」の4つのCoreについて、各Coreの必要性、内容、範囲について議論を行いました。

 

  • 戦略

戦略策定プロセスの透明性やデータ活用の重要性が強調され、CLOCのCore12などのフレームワークを参考に「データドリブン」な視点を取り入れる方向性が検討されました。

  • 予算

予算を単なる費用管理として捉えるのではなく、ROI(投資対効果)の観点から評価・説明できる体制づくりが重要との意見が出されました。

  • マネジメント

組織のレポーティングラインの明確化と心理的安全性の確保が鍵であることが確認され、チームの信頼関係やコミュニケーションの質を高めるマネジメントのあり方が議論されました。

  • 人材

ソフトスキル育成の重要性が高まっていることに加え、多様なキャリアパスの整備や、AI時代に対応するスキル変化への適応が課題として挙げられました。

 

このほか、新たなCoreとして「KPIによる管理」や「コミュニケーション」を加える提案があり、「ナレッジマネジメント」を「リソースマネジメント」として再定義する案も示されました。

 

引き続き、リーガルオペレーションズの研究を通じて、企業法務の高度化と新たな価値創造に貢献できるオペレーションモデルの構築を目指してまいります。

 

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