「LegalOn: World Leading Legal AI」、AIエージェントが契約書の法務対応の要否を自動判断する機能を2025年12月に正式提供開始~低リスク契約の初期対応を自動化、法務部門の業務効率と事業スピードの両立を支援~
株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都渋谷区 代表取締役 執行役員・CEO:角田 望、以下LegalOn Technologies)が提供する、「LegalOn: World Leading Legal AI」( https://www.legalon-cloud.com/)の「マターマネジメントエージェント」にて、AIエージェントが法務担当者に代わり、契約書の法務対応の要否を事前に判断する機能を2025年12月に提供開始いたします。これにより、法務部門はより複雑で重要な案件にリソースを割けるようになり、事業部門は法務部門からの回答時間を短縮することができます。
■背景
法務部門や契約書業務に対応する部署では、秘密保持契約書や自社ひな形への修正・相談などあまりリスクのない契約への対応に多くの時間を費やすケースが見られます。これにより、本来時間を割くべきリスクの高い案件に適切なリソースを割けない状況や、事業部門側では法務の対応を待つ必要があり、業務スピードの低下に繋がるという課題がありました。
こうした課題を解決するため、「LegalOn」の「マターマネジメントエージェント」が法務相談時に添付された契約書をあらかじめ設定された自社の契約書チェック項目(プレイブック)を踏まえて分析し、法務担当者に代わり対応要否を判断、初期対応まで行う機能を開発しました。これにより、法務部門は対応が必要な案件のみに注力でき、一次対応に対する負荷を大幅に軽減できます。また、事業部門は法務回答待ちの時間を短縮でき、業務遂行のスピードを向上させることができます。
本機能はすでに試験運用を開始しており、2025年12月より正式提供いたします。

■「マターマネジメントエージェント」の特徴
「マターマネジメントエージェント」は、「LegalOn」搭載のAIエージェントにより契約審査や法務相談依頼に対して、審査を行うための相談内容の情報収集、リスク判定、そして判定結果に基づいた回答案の生成、または法務担当者に振り分けを行います。本機能の特徴は以下の通りです。
- AIが法務担当者に代わり、依頼者から相談対応に必要な情報を自動的に収集
- AIが収集した情報を基に契約書審査のリスクを判定。リスクが低い案件はAIが回答案を生成し、高リスク案件は法務部が対応するよう振り分けを提案
- 法務相談についても契約審査と同様に、リスクに応じて、AIが回答案を生成、又は法務部へ振り分けを提案
- 事業部担当者はAIの回答案を確認し、不明点や追加資料があれば再申請も可能
- 法務部門はAIによる回答履歴や法務部へのエスカレーション案件を一元管理でき、AIの回答案が不適切な場合は代替回答も提供可能。AIによる回答案作成をコントロールできる機能も実装予定
- 依頼者からの相談情報を自動収集する機能をリリースし、その後、契約審査と法務相談の領域へ拡張予定
※本機能が利用できる契約プランについては、2025年12月のリリース時にお知らせいたします。
■「LegalOn: World Leading Legal AI」について( URL:https://www.legalon-cloud.com/ )
「LegalOn: World Leading Legal AI」は、国境を越えて非効率な法務業務を一掃し、お客様の法務チームが思考と決断にフォーカスし、全社の成長を牽引することを可能にします。LegalOn Technologiesの法務コンテンツとAI(エージェント)は、お客様の競争力強化と成長に貢献し、より優れた法務プロセスを通じて、お客様のビジネスを迅速に前進させることを目指します。「LegalOn」には、法務相談やリーガルリサーチ、論点整理、契約書レビュー、契約書作成など、高度かつ複雑な法務業務に対応するAIエージェント「LegalOn Agents」を搭載し、各法務業務を弁護士監修コンテンツや外部情報とも連携しながら自律的に処理し、法務チームを強力にバックアップします。同時に、「LegalOn」を活用するだけで「LegalOn」上にナレッジが自然に蓄積され、AIエージェントによる業務遂行に自然と反映される状態を実現します。
「LegalOn」は法務チームのために開発された「世界水準の法務AI」としてお客様の法務チームを強力にバックアップし続けます。
