AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、 「ChatGPT」APIを活用した「条文修正アシスト」機能が英文契約書審査に対応開始 ~英文契約書の審査にかかる手間がさらに軽減され、契約審査の効率化をサポート~
株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都江東区 代表取締役執行役員CEO:角田望、以下LegalOn Technologies)は、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」において、Azure OpenAI Serviceの「ChatGPT」APIを活用し、契約書の修正をサポートする「条文修正アシスト」機能が英文契約書に対応開始することをお知らせします。本機能の搭載により、「LegalForce」での契約審査業務のさらなる効率化を支援します。
■契約書に特化した文案提案機能で契約審査業務の効率化を支援
現代は、グローバル化によって海外との取引が拡大し、法務業務でも英文契約書審査を行う機会が増加傾向にあります。法務担当者は、通常契約書の審査、修正をする際、過去締結した類似の契約書や当該契約書の契約類型に関する法律知識を踏まえて、当該契約書にあわせた修正文案を検討しますが、英文契約書は和文契約書と比較して、網羅的な定めをすることがより重要になることや、準拠法・合意管轄条項の重要性が高い点など特有の留意点があります。英語を母国語としない方にとっては、英文契約書における適切な修正文案作成にかかる労力は大きな課題となっています。
今回、「ChatGPT」APIを活用した「条文修正アシスト」機能が英文契約書に対応開始することで、当該契約書の内容を一定程度反映した文案を表示します。企業の法務担当者や法律事務所の弁護士等の専門家が、英文契約書の修正文案の検討にかかる労力や時間の軽減を支援することが可能となります。
「LegalForce」では、英文契約書の審査を支援するため、これまでNon-disclosure Agreement(秘密保持契約)やService Agreement(業務委託契約)など、14類型の英文契約書に対応する自動レビュー機能*1を提供してきました。また2023年6月には、英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能になる「翻訳」機能のオープンβ版を提供開始*2しています。
*1:英文契約書の自動レビュー機能はオプションです。
*2:プレスリリース:AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、 英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能なる「翻訳」機能のオープンβ版を提供開始
https://legalontech.jp/6423/
今回、「条文修正アシスト」機能が英文契約書に対応開始したことで、自動レビュー機能に対応する契約類型において、自動レビューの結果と契約書の和訳を照らし合わせながら確認出来ることに加え、修正の際には文案を生成させることが可能となります。これにより、英文契約書審査の効率化を支援します。
今後も、法務の契約審査業務の効率化と品質の両立に向け、「LegalForce」の精度向上に向けた開発を行ってまいります。