「LegalOn Cloud」搭載の法務AIチャットボット 「LegalOnアシスタント」が正式版をリリース ~生成AIとRAGの活用によりアップロードした契約書全て*に、関連する任意の質問や指示が可能。参照情報の固定化や「LegalOnアシスタント」との会話履歴も管理可能に~
株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都渋谷区 代表取締役 執行役員・CEO:角田 望)が提供する、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」( https://www.legalon-cloud.com/ )にて、生成AIを活用して契約書に関する指示・質問の回答を表示する「LegalOnアシスタント」をバージョンアップし、正式版を提供開始しました。「LegalOn Cloud」にアップロードした全ての契約書情報に関連した任意の質問・指示が可能であるとともに、参照情報の固定化や「LegalOnアシスタント」との質問・応答履歴過去の会話履歴の参照や管理が可能になり、利便性の向上を実現しました。
*一部対応できないファイル形式がございます。
LegalOn Cloud:https://www.legalon-cloud.com/products/legalon-assistant
■生成AIを搭載した「LegalOnアシスタント」とは
生成AIが搭載された「LegalOnアシスタント」は、ユーザーが「LegalOn Cloud」上にアップロードした契約書について、任意の指示・質問をすると回答が得られる機能です。例えば、契約書の修正文案の提案や契約条項の要約、権利義務の抽出に加えて専門用語の解説、修正前後の契約書の比較など、ユーザーが定型的に行っている業務を「LegalOnアシスタント」に問い合わせることができます。本機能は、2024年2月からグローバル向けAI契約レビューサービス「LegalOn Global」で先行して提供をしている機能です。すでに利用いただいているユーザーから「専門用語をLegalOnアシスタントで調べられている」「契約書業務が50%短縮された」などの評価を頂いています。
■今回のアップデート内容
・表示中の契約書のみに関して質問ができる「データソースの固定機能」を追加
「LegalOnアシスタント」は、ユーザーからの質問に対し、RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)技術を活用して回答の根拠となる情報を「LegalOn Cloud」の自社テナントに存在する契約書の情報から検索して回答を生成しています。本アップデートでは、回答の根拠を表示中の契約書のみとする機能を追加しました。これにより、契約書に関する回答の精度向上が可能となりました。
・「LegalOnアシスタント」との質問・応答履歴過去の会話履歴を一覧で表示・再利用、管理できる機能を追加
過去の「LegalOnアシスタント」との質問・応答履歴過去に議論した内容を参照、管理できるようになりました。これにより、類似する契約書の審査対応の高速化やナレッジの平準化が可能になります。
※「LegalOnアシスタント」のご利用には、本モジュールの契約が別途必要となります。
※生成された回答は、あくまで参考情報です。引用、反映などの可否はお客様側でご判断いただけますようお願いいたします。
■今後の展望
今後は契約書に加えて、見積書、仕様書、保証書などの契約書に関連する文書、受け付けた法務相談案件、LegalOnテンプレートなど、LegalOnアシスタントが扱える情報を拡張していき、「LegalOn Cloud」上の情報を横断的に探せるように開発を進めていきます。
■AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」について( URL:https://www.legalon-cloud.com/ )
これまでのリーガルテックとは異なる、企業法務のための全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。「LegalOn Cloud」のお客様は、マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約審査体制、Contract Lifecycle Management(CLM)体制、法令調査体制、法律事務所作成の法律文書の書式の利用体制、等のさまざまな体制を、お客様の需要に応じて同一プラットフォーム上で自在に構築することが可能です。同時に、「LegalOn Cloud」上で業務を行うことで、自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で整理。欲しい情報を欲しい時にAIがレコメンドする、これまでにない次世代のナレッジマネジメントを実現します。「LegalOn Cloud」はまったく新しい法務業務の執務環境を提供します。