AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」 自動レビュー機能が「事業譲渡契約」に対応
~株式譲渡契約に続き、M&A関連の契約対応類型を拡充~

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供する株式会社LegalForce(本社:東京都江東区 代表取締役社長:角田望、以下LegalForce)は、和文での「事業譲渡契約」の自動レビューを開始いたしました。これにより「LegalForce」のレビュー可能類型は、50類型(英文契約類型も含む)まで拡充しました。

「事業譲渡契約」対応で、契約審査のクオリティとスピードを向上

「事業譲渡契約」は、企業が事業の全部または一部を他企業に譲渡する際に締結される、M&A(合併・買収)関連の契約の一つです。他のM&A関連の類型と異なり、譲渡の対象になる資産や負債、契約関係などを当事者間で自由に選択することができるため、契約書作成時に検討すべきポイントも案件ごとに異なるなど、契約審査には一定の習熟も求められる類型です。

M&Aの取引形態には様々なものがあり、法務実務においてより幅広いニーズに対応するため、今回、「株式譲渡契約」に次いで多くの利用が見込まれる「事業譲渡契約」について自動レビューに対応いたしました。これにより、M&Aの取引形態に応じて活用いただく類型を選択可能になります。

今回の「事業譲渡契約」の類型拡充で、重要な条項の抜け漏れや不利な条項の見逃しを防ぎ、契約書審査の質を高め、よりスピード感をもった契約交渉の促進にもつながると考えます。また、「事業譲渡契約」の契約審査は、非常に時間と労力がかかる契約であるため、心理的な負荷を下げる役割も果たすことが期待できます。

今後も「LegalForce」では、業界再編や後継者不足などの理由から国内でのM&Aの件数増加が見込まれる*ことを考慮し、M&A関連契約のAIレビュー対応類型拡充を強化してまいります。
*参考資料:M&A市場の現状と動向( https://br-succeed.jp/content/knowledge/post-6178