株式会社LegalOn Technologies（本社：東京都渋谷区、代表取締役 執行役員・CEO：角田 望、以下「LegalOn」）は、株式会社Herix（本社：東京都中央区、代表取締役社長：中村 丞、以下「Herix」）に出資し、資本業務提携を通じた戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせ致します。

■戦略的パートナーシップ締結の背景と目的

デューデリジェンスはM&Aや投資において極めて重要なプロセスでありながら、対象企業の契約書や議事録、規程類など膨大な資料を確認・整理する必要があり、多大な時間とコストがかかる作業です。一方で、法務専門人材の不足や作業の属人性が課題となっており、より効率的かつ再現性の高い業務プロセスの構築が求められています。

Herixは、生成AIを活用したデューデリジェンス効率化SaaS「Aidiligence」を提供しており、契約書や議事録など多様なドキュメントの読み込み・整理といった反復作業をAIにより自動化することで、さまざまな領域の専門家がリスク判断などの本質的な作業に集中できる仕組みを構築しています。

 

この度、LegalOnはHerixに出資し、戦略的パートナーシップを締結することで、AIによって反復的作業を自動化し、専門家の判断支援を行うという共通のビジョン実現に向けて邁進してまいります。

■株式会社Herix 代表取締役社長 中村 丞氏のコメント

デューデリジェンスは、企業にとって重要な投資判断を行う上で欠かせないプロセスですが、その過程では極めて多くの作業が発生し、事業会社・専門家の双方にとって膨大な時間と高い専門性が求められる領域でもあります。

私たちはこれまで、そうした非効率性を少しでも解消し、より本質的な価値創出に集中できる環境を整えることを目指してきました。

このたび、法務領域において日本を代表するリーディングカンパニーであるLegalOnさんと共に、より専門家が本来の知見と判断力を発揮できる新たな仕組みを共創できることを、心から嬉しく思っています。

今後は、両社の強みを活かしながら、より多くの実務者が付加価値の高い業務に集中できる社会と仕組みの実現に向けて、継続的に貢献してまいります。

■株式会社LegalOn Technologies 代表取締役執行役員CEO　角田 望のコメント

企業の成長戦略及び競争戦略におけるM&Aの重要性は増加の一途を辿っています。M&A案件においては、ビジネス、会計・税務、法務・知財等のさまざまな観点から実施するデューデリジェンスが取引の成否を左右する重要な業務の一つとして位置づけられています。Herix社が提供する生成AIを活用したデューデリジェンスの効率化ツール「Aidiligence」は、複雑かつ膨大な関連資料の精査と高度な専門的判断を要するデューデリジェンス業務において、飛躍的な効率化と精度向上を実現する画期的なソリューションです。当社の顧客が日々直面している効率化や人手不足といった課題への解決策となり得ると考えています。

LegalOn Technologiesは、本出資・提携を通じてHerix社の成長を支援するとともに、プロフェッショナルの皆様へより一層の付加価値を提供し、社会全体の発展に貢献してまいります。

■株式会社Herixについて

Herixは2024年設立のスタートアップで、AIを活用したデューデリジェンス効率化Saas「Aidiligence」の開発・提供をしています。2025年6月にβ版事前登録を開始いたしました。

Aidiligenceのβ版事前登録はこちら：https://aidiligence.ai/#form

【株式会社Herix概要】　（URL：https://herix.jp/）

会社名	株式会社Herix
所在地	〒103-0022　東京都中央区日本橋室町1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階
代表者	中村 丞
事業内容	DD効率化AI Saas事業